出向コージ苑

2005年02月04日(金) 母娘旅行 1

母と二人、東京へ行く。

と言っても、今日は母校の筑波メインなので、
羽田に到着してすぐに高速バスで茨城県へ。
三郷インターあたりの混みっぷりは相変わらずだが、
そこを過ぎた後の、常磐道のすきっぷりも相変わらずだ。

バスセンターに到着すると、
建設途中の駅ビルがまず目に入る。
コージ苑が入学した頃からずーっとずーーーっと、

「後3年」

といわれ続けて早10年、
やっとのことで今秋開通するという常磐新線。
どうでもいいことながら、

筑波→秋葉原

というペアに、
どことなく含みを感じるのはコージ苑だけだろうか。

母親は大学を少し見ただけでセンターへ戻り、
コージ苑は恩師の研究室へと向かった。
この教授、「トリビア」にも数回出演している由、
一体フジはどんな伝手をたどったのだろうか。
出演した時には、同期からメール入りまくりで、
あの時ほど外国にいるのが悔しかった事はない、
というのは冗談にしても、一度は見てしがな、である。

大学院に残留している同期と共に昼食をとり、
ちょっとだけ留学生センターに寄り挨拶をし、
大学書籍部で本を買い(割引になる)、
つかの間の学生気分を味わった後、
母親を迎えに行くべく、センターへ戻った。

そこからはまたもバスに乗り、
今度こそ東京へ。
車内では二人とも疲れて熟睡してしまい、
気づいたらそこはもう東京駅。

新しい駅ビル(名前を知らない。相当やばいぞコージ苑)を横目に、
適当な和食屋を探して行き慣れた駅舎の方へ。
金曜日の夜ということもあって、
レストラン街はサラリーマンでいっぱい。
やっとのことで、蕎麦屋に席を見つけ、
鴨そばの定食など頼んだのだが、
この母娘連れは明らかに周囲から浮いている。
いいの!「一杯のかけそば」なの!
(きっちり定食食べて酒まで飲んだけど)

今回の宿泊は、時代劇ファンの母のために、
品川だの新宿だののオサレな町は避け、
神田の駅近くにあるビジネスホテルを選んだ。
何せツインで一部屋一泊5000円である。
安い、と思ったら、
シングルに無理やりベッド二つ入れた部屋だった。
どれぐらい狭いかって、

部屋のどこを歩くにもカニ歩き

ってぐらい狭い。
しかも、設備が古いからか、
静電気が走りまくりで、
コージ苑はすっかり金属恐怖症に陥ってしまった。

こういうのも、後になれば笑い話。
しかしその場では、
いいところ苦笑止まりなんである。


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