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■ ホームビデオ・・・
昨日の夜、あるビデオを探していたら、夫の前の家族のホームビデオを見つけた。見つけたというより、ついでに見てみたくなった。
クリスマスのプレゼントをみんながあけるビデオ、フィールドトリップにいってBBQをしていたり、子供の誕生日会やら、数本あった。
前々からそのビデオがあったのは気づいていたが、見たらきっとやきもちが逆上するかもしれないと思ってみれずにいた。 いざ見てみると、やきもちどころか、なんと言葉にはあらわしていいものか、イまでもわからないでいる気持ちがある。
まあ、ホームビデオなので、子供のためというものといっていいかもしれないが、 ほとんど、そのばにいた人がでていたり、子供やら前奥が写っているのだが、ふしぶしの夫とかわす態度や会話、写し方は、話しでは聞いていたが私がみたことのない夫がいた。 幸せそうに繰り広げられるイベントの中で、見るからに彼はどのビデオにも苛立っている感じがある。前奥を眺める見つめる目、動作、ビデオをうつしながらの会話は「形だけ」のものに見えるのは、先入観を抜きにしても現れていることに今の夫との違いを感じ正直びっくりした。例えばクリスマスの日、みんなで食事をしているのだが、前奥が彼に差し出したお皿は、使い捨てプラスチックの薄いお皿。それを差し出された夫は「プラスチックのじゃなくって、ちゃんとしたお皿を出してよ!」といい、おいしそうに焼けたターキーも自分のだけ切り、さっさと食べてテーブルをたつ。フィールドトリップでは、お土産やさんを歩いている彼女は夫に小銭はあるか?と聞けば「そんなのない!」とぴしゃり。今の夫にはまず、ありえない態度、少なからず私にはしないであろう態度。(私に同じことしたら、どうなるか怖いからかもしれないが。笑)
私は、前奥の生前には面識がないので、動いている彼女を見るのははじめてだったのと、自分の中での空想の世界で描かれる彼女とはまったくの別人だった。 もっとしなやかに生きているのかと思っていた。もっと仲良しなのかと思っていた。
そして、ひとつだけ空想の中の彼女と同じだったのは、彼女の目はいつも子供に目を向けていたこと。
2002年06月12日(水)
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