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■ 後ろを向く、前を向く・・・
夫が、妻が夫の不貞を見つけ暴力をふるうニュースのURLを送ってきた。 そして、夫が友達夫婦の不仲の話を電話で聞いたあと、この二つの話になった。
頭の中では、暴力はいけない。わかっているのに、どうも自分の楽しんでいたときに、「相手が死んでしまって、殺した相手が一生牢獄にいるんだぞ、もう、死んでしまった人は戻らないのに、犯人はまだ息をしているんだ」ときて、あああ、またかと思う。自分のことを照らしあわせて、後ろを向く夫。そしてまた前のことを考えていっているんだなと思ったとたんに、暴力がいけないだとか、何が悪いとかはどうでもよくなってしまった。適当に答えて、自分の没頭するものに神経を集中させる。
声が大きくなり、あたかも、家中の人(子供たち)に聞かそうとさえ見える態度にいやな気分を味わった。 「まず、落ち着きなさい。声が大きいし、他の人に聞いてもらいたいなら、部屋からでていって、子供たちに説明するがいい、ただ、私はこのトピックに対して話する時間はないし、討論するつもりもない。後ろを向いて話するのなら、前に見える(赤ちゃんの件)ことを話すほうがもっと建設的だと思うけど」といった。 声は次第にダウンしたが、延々と話続けるのにうんざりした私は、耳を閉ざす。
こういうとき、「約束する(赤ちゃん)」が、ほらね、いつも後ろを向くかわりに、前を向いてくれたらなって思う。 逆に自分が前向きな話をすると、決まりきった言葉で耳を閉ざすくせに。
お互い、向いている方角が違うのかもしれない。
2003年01月26日(日)
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