今年に入ってから、離乳食も後期となり時間も大体決まってきたので、食事はなるべく、みんなで一緒に食べるようにしようと、coniniも同じ食卓で食べるようにしたんです。 そのころはまだ自分で食べることはできなかったので、私が、自分も食べながらconiniにも食べさせるという2倍の運動量で対応しておりました。 その頃から、正しい使われ方はしないけれど、スプーンやフォークを持たせてはいたんです。
1歳を過ぎた頃から、だんだん自分でも食べたくなってきたようで、手でつかんで口に持っていくようになりました。 指先ではなく、手のひらでつかむのですから、それがうまく口の中には入りません。 必然的に手や顔はぐちゃぐちゃです。 さらにその手で、テーブルをばんばん叩いたり遊んだりもするので、もう、目もあてられません。
この頃は、スプーンやフォークを使って食べようとはするけど、使えるわけもなく、もっぱらお皿を叩いたりお椀の中をかき混ぜたりすることに使われています。 小さい子どもは力の加減ができませんからね、お椀の中のトマトがトマトジュースになるくらい、がしがしかき混ぜてます。 まるで武器です。
・・・まぁ、小さい子どもがいる家では、こういうことは日常的に当たり前な光景だということはよくわかっています。 長男の時だってそうでしたし。
しかしながら、長男はここまでひどくはなかったのでは・・・、というのも、coniniは手をワイパーのように動かして、お椀やお皿を振り飛ばすという攻撃をしかけてくるからです。
子供用の食器は軽い。 なのでよく飛ぶ。
ある程度お腹がいっぱいになってくると、そうやって遊びたくなるんでしょう。 食事が終わるたびに、この荒れ果てたテーブルの上と、結構遠くまで飛び散ったごはんやおかずの惨状の中、毎回、呆然としてしまうよ。
自分で食べようとする意思を尊重するべきだということは、もう、本当に分かっているので、ただただ、我慢の毎日です。
かつて広島の名将、古葉監督は「耐えて勝つ」と言ったわ。 きっと、こういうことなのね。
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実はこの土日、coniniは少しお腹の調子がよくなくて、食欲もあまりなかったのですが、昨日からは調子もよくなり、ごはんもいつも通り食べ、食卓もいつも通りに荒らしておりました。
元気がなくてごはんも食べられないよりは、やっぱりいつも通り、ぐちゃぐちゃにできるほど元気があるほうがいい、ずっとずっといい。
・・・と、昨日は後片付けをしながらそう思ったのですが、 たぶん、今晩には忘れると思う。 それぐらい毎日ひどい、ということです。
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