たぶん誰にでも - 2002年07月13日(土)
誰にでも、孤独感を感じる時ってあるよね?
今の私は その中に、どっぷり漬かってしまったよ。
今日、私が今いちばん本音を話せる従兄弟が 家に来てくれたんだ。 嬉しかった。 駅に迎えに行くのも、うきうきしてた。 家に着いて私の家族と共に久しぶりに時間を 充実してた・・・と思えてた。 だって、嬉しくて仕方なかったんだもの。 隣に座っててくれるだけでね。
でも。
それは、ほんの数時間の間だけだった。 従兄弟は、私よりもうんと いろんな経験を してきてるくらい上の人で 家に来てる間にもお仕事の電話も何度も入るくらいの人。 大変だなぁ・・・すごいなぁ・・・って思って見てた。 そこまでは私はなんでもなかった。 何回か電話が入った後、又 電話が入った。 でも従兄弟の話し方からして その電話は お仕事関係では なさそうだった。 従兄弟の家族からだった。
それから少しして、従兄弟の家族が迎えにきた。
そこから私の中で変化が起きた。 従兄弟は気づかなかったと思う。 気づかないようにしてたつもり。
一時間くらい従兄弟家族も交えて会話をし 従兄弟が帰る時間になった。 すでに0時をまわっていた。 家族に促され従兄弟は帰る事に・・・。 車でも一時間以上かかるとこにいる人達だから それはしかたなかった。 でも。 これは、あくまでも私の問題で 私の身勝手だけれど・・・。 従兄弟達を見送った後、私は泣きたくなった。 そして、いたたまれず又、夜中の公園に出た。 従兄弟には、帰る場所がある。 あたりまえだけど。 でも。 私は、ひどく孤独を感じてしまったのだ。 従兄弟は一番愛する人に運転をまかせ帰っていった。
私には、それがなんとも言えない気持ちで。
二人は とても仲の良い二人で・・・。 何があっても壊れる事のない離れる事のない絆が そこにはあったように私には見えてしまった。 従兄弟にとって、それは日常の出来事で それが普通の事なんだと思う。
でも、私には又、大切な人を失ったようにしか 感じられなかったのだ。 公園のベンチで一人、ずっと考えた。 (そうだよ、従兄弟には誰よりも大切な人がいる) そんなふうに。 従兄弟には何も悪い事はない。 でも、私は何か・・・なんていうんだろう。 自分の「大切」を奪われたようなそんなふうにしか 考えられなかった。 また・・・ 手を離された気にしかならなかった。
従兄弟はピアスとか、親にもらった体に傷をつけるのが 嫌いな事も今日、初めて知った。 私の体はピアスは もちろん手首も傷だらけ。 ピアスなんて、最近増えていく一方。 従兄弟の愛する人は、体質的にピアスなどが できないらしい。だからピアスなんて全然してない。 イヤリングさえも、ずっとしてる事もだめらしいので それすらしてなかった。無傷の体。
公園で、ベンチでは、やっぱり落ち着かず いつもの滑り台の上に移動。狭い冷たい石の その場所で 私は何本の煙草を吸っただろう。 現在5:14AM。 そう。この時間までそこにいた。(また寝ちゃったしね)
私は・・・。
やっぱり独りなのだ。 何も変わっていないのだ。 切りたくなった。 従兄弟の「嫌い」をしたくなった。
クリニックも もう 行く気がしなくなった。 行っても何も変わらない。 薬だけもらえればいいや。 ・・・いや・・・ 薬も もういらないかもしれない。 カウンセリングも もういらない。 先生は先日、やっと母が一緒に行ってくれた時 「カウンセラーと、ひどくなっていく一方だから 本当に心配してたんですよ」 なんて言ってた。嘘だよ。そんなの。 医師として、とりあえず言っただけだよ。きっと。
外科も もういかない。 何もいらない。 勝手で我が儘で、こんなだめな自分もいらない。 もう・・・ 何もいらないよ。 全部切り刻んで、使いたくても無くて 使えない人に全部あげたい。
従兄弟の姪達は甘え上手。 だから、従兄弟にも電話をかけてきては 甘えてみせるらしい。 そんな姪達を従兄弟も可愛くて仕方ない様子。 あたりまえか。
私は甘え方を知らない。 どうしても閉じこめてしまう。 それを克服できたら、どんなにいいだろう。 でも、私にはできない。 私の親もそういう人だから、似たんだろうね。
人は私をガラス細工のようだとか 損だとか、繊細すぎるとか、優しすぎるとか いろんな事を言う。
そんなんじゃないよ。 私はガラスでも繊細でも損でもない。 ただ、弱いだけだよ。 自分をコントロールできもしない弱い人間なだけだよ。 でも。 もう いいよ。それで。 そう思った。 強くなんかならなくていい。 前に進めなくったっていい。 もう いいよ。 弱い人間のままでいい。
そのうち、誰にも相手にされなくなるだろう。
それでいい。
|
|