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■ ヒカル現象
このところ新聞に「子供たちの間で囲碁人気が急上昇→ヒカルの碁」といった内容のトピックスをよく見かけます。マンガやアニメが起爆剤になって一般的な知名度が上がったり再評価され、人気が定着するというのは今までもたくさんあったことなのですが(テニスやサッカー、バスケなんかね)、こと「囲碁」というかなり地味めなのは珍しいと思います。
囲碁がどれだけ奥深く優れたゲームであるかは素人のあたしにも容易に想像がつきますが、それをどうやって「物語的に面白く見せるか」という点でヒカ碁はすでに勝利したと言ってもいいでしょう。要は演出なのです。やり方によってはもしかして「計算尺」とか「知恵の輪」なんかにも一発大逆転の可能性があるかもしれません(ないかなあ)。「ヒカルの尺」とか「アキラの輪」とか…。でもタイトルだけじゃなんのマンガだか見当つかないな。
昨年暮れ、父のお供(模型作りが趣味/笑い)でホビー専門店に出かけた時、ゲーム・コーナーの一角に「囲碁・将棋」がありついふらふらと立ち寄ると店員さんが懇切丁寧に案内してくださいました。 「お客様、初心者でらっしゃると九路盤あたりから始めるのがよろしいかと。こちらに十三路とリバーシブルで折りたたみ式のが…あれ、なくなっちゃってるなあ。すいません、最近囲碁マンガのせいで子供たちに人気が出て入荷してもすぐなくなっちゃうんですよ。「ヒカルの碁」っていうんですけど。いえ、ご存知ないとは思いますが」 …すんません。まさかヒカ碁のHPやってるなんて言えませんでした。あたしのバカー(T_T)。
2002年02月19日(火)
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