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■ 寒い・２
こう毎日毎日気温の差が激しいとホント調子狂います。一週間で四季巡りだもんなあ。
今日は学校のＰＴＡ総会でした。会場になった体育館は死ぬほど寒くて、三時間缶詰で芯から冷え切りました。実行委員はいろいろ準備やお手伝いがあったのですが、滞りなく終了。しかし今日はこの後がメイン・メニューだったのです。
それはみなさんもＴＶや新聞でご存知の「新学習指導要領による教育課程・評価評定」説明会。通常では考えられないくらいたくさんのお母さんが参加して、関心の高さがうかがえました。
今回は完全週五日制、相対評価から絶対評価への変更など、ここしばらくの改革としてはかなり大きなものと言えます。「学力が低下するのでは」「塾通いを助長させるだけではないか」「公立と私立の格差が広がる」とマイナス評価ばかり耳にしますが、少なくとも文部科学省はなんの根拠も無い提案を無理強いするほどバカとも思えません。
例えば指導内容は重複部分を中心に三割減になりましたが、授業時数は一割減なのでそれほどきゅうきゅうするわけではないですし、評価も相対を加味した絶対評価に移行するようです。
なにもかも学校任せでいるより、基本的な教養は保護者が折に触れ身につけさせる方が妥当ではないでしょうか。
今の時代経済はどん底、政治倫理は地に堕ち、国家の威信などどこを探しても見当たりません。しかしそれは新しい価値観や既成概念にとらわれない発想が生まれるいい機会と考えることもできます。
どんな指導要領ができたところで、１００％完璧なんてありえません。不備は随時訂正していけばいいのです。
それにどんなに体制が変わってもできる子はできるし、できない子はやっぱりできないと思う。内容じゃなくてやる気の問題ですから。
2002年05月10日(金)
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