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■ ブラックジャックによろしく
新聞、雑誌の書評で話題になっていた「ブラックジャックによろしく」(佐藤秀峰/モーニングKC)1、2巻を読みました。 第一印象は「あー、カラーじゃなくて良かったー」でした…。かーなーりーグロい場面が多いです。医療マンガだからしょーがないんですが。
「白い巨塔」(もちろん田宮二郎と山本学主演のほうである)のその昔から医療界は一般人にとってナゾです。どのような指揮系統が働いているのかとか、派閥とか官界との関係とか。最近の医療事故のニュースを見ていれば大体の見当はつくけどねー。
「踊る大捜査線」は警察の力関係を「本店・支店」という絶妙なニュアンスで世に知らしめましたが、「ブラックジャックによろしく」もほぼこの路線です。大学病院に所属しつつも内部事情に疑問・反発を覚え自らはみ出してゆく熱血のような、はたメーワクなような研修医のお話。 でもね、パトレイバーの後藤隊長が言ってた「まともでない役人には二種類の人間しかいないんだ、悪党か正義の味方だ」はおよそどの業界にも通用する真理だと思うのよ、うん。 この調子で学校教育界にも鋭く切り込むマンガ、誰か描いてくんないかなー。
2002年07月03日(水)
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