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■ 見ました、漫画の達人
ひとりで見るのは怖かったので、昨日友人をつきあわせ見本誌を拝見。
う〜ん、表紙とテキストの絵に30年くらいギャップがあるよーな; 版権やギャラの問題もあるんでしょーが、もちっとどうにかならないものか。
ま、今回のキットは一般書店販売なので、マンガってどうやって描くのかほとんど知らない分からない人対象。そうなると当たり障りの無い内容にせざるを得ないのかもしれません。 絵柄ひとつで、マンガの傾向が決まってしまいますしね。
いわゆるヲタ嗜好のマンガ描きビギナー(描いてみたいマンガが決まっていて、初歩的知識はある)の場合、トライアルキットは画材店に置いてあるものを選びます。お値段は4000〜5000円くらい。DVD解説付きで、テキストライターもそこそこツボ突いてます。 これさえあればすぐ原稿ができるというワケではありませんが、必要なものを自力で揃える手間が省けるのはいいと思いますねえ。
あたしが初めてペン描きしようと思った頃に比べると、ツールもサポートも格段に進歩しました。 田舎の小学生は画材店なんて存在を知らないので、「ケント紙、定規、ペン軸、Gペン、墨汁、カラス口、ポスターカラーの白、ベタ用の筆、ホワイト用の筆」以上を全部、学校隣の文房具店で揃えようとしました。
しかし老夫婦で細々経営してるお店に、ケントやポスカラなどと言ってもムリな話。 結局最初に買ったのは、普通の画用紙、ペン軸、カブラペンだけでした。墨汁と筆はお習字用で代用、ホワイトは使用方法が分からず断念。なのにカラス口は父の製図用具から借りるという、はなはだ偏った品揃え(苦笑)。
なにがなんだか分からず、誰が指導してくれるでもなく(唯一のテキストはマンガ誌そのもの)、それでも描きたい一念でペンを握っておりました。
デジタルはもちろん、トーンすらないペン描きだけで仕上げる原稿。 そんな我々世代は、紙とボールペン1本あればマンガ描く自信あります(笑)。
2008年01月26日(土)
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