ふすまのおく
細々、ぼそぼそ書いてます。

2002年01月26日(土) 甥襲来

姉が用事で帰省するといって、一家総出でやってきた。
甥も一緒にやってきた。
ご飯食べるからお箸持っていって、って頼むと、「いっぽんおはしないよー」と言って困った顔をした。いちいち箸を組にして食卓に置いてくれる。賢くなったねーと感心。

私にもこんな幸せな時代があったんだろうか?とぼーっと思っていたら、甥は私の顔を、訝って覗き込んでいた。あわてて作り笑いをする。どうもいけない。

甥は私の事が苦手なのか、久しぶりに会うといつも怖い顔をして義兄か姉のもとに飛び込んでいってしまうのだが、私は甥が苦手という事はなく、自然に接しているつもりなのだ。子供は嫌いではないがあまり好かれないようだ。

でもそれが自分の子供なら?やっぱり私は親にはなれそうにないな。それよりも伴侶も見つからないかも。だれといても一人だ。


そんな事を思っていたら、また思いつめてしまったので書いて吐き出しておきたくなった。

常々「これからの時代は長生きはするもんじゃないなあ」と思っていて、前に母親にもそう言ったらものすごく悲しそうな顔をした。でもね、私に残る物は何もないよ。お金がなくなったら死んでしまえばいい。誰もきっとそばにいない。親にとって子供は私だけではないし、私の事が必要な人って今はいない。だから。
占い師に「お前の母親の今の年齢まで生きられない」と何時か言われた事は、結構な救いになっている。


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襖 [MAIL]