ふすまのおく
細々、ぼそぼそ書いてます。

2002年03月26日(火) 梅の花の咲く頃に

近所では梅が満開。寒かった一昨年と比べて約1ヶ月も早い。

18歳の春の頃を思い出す。
周りの人に聞かせるような劇的な出来事はなかったが、今でもその頃起こった些細な事や取るに足らない感情をはっきりと覚えている。

今でも戻りたいと思う。
梅の花が咲き出すと私の中は感傷で一杯になってしまう。
これから晴れやかな事が起こると信じていた、幼稚な私に教えてあげたい。
もっと現実を見つめて、恐れないでもっと人に接しなさい、人の目なんか気にする事はない、中学や高校時代の私を知っている人はそこにはいないのだから、と。

この時期になると、後悔先に立たずという言葉を身をもって実感してしまう。


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襖 [MAIL]