8/2分と同じく、転記したものをここに載せました。 (こっちは8/5の日記になっていたので、8/3に変更しました)
前日の疲れが取れない。が、ロマンポルシェを千葉マリンで見たら一体どうなんだろう?との一念で、暑い中を会場へ向かう。が、また遅刻。
到着したら、ロマンポルシェの演説が始まっていた。何はともあれ、千本ノックなんだね。というか、素振りがへたくそなのはもういいんですね、あれで。 次はそのままアウトドアの会場に残り、The Polyphonic Spreeを見る。見たかったんだよね。これも。怪しい衣装を着た大勢の男女がとにかく楽しそうに盛り上がって、壮大で綺麗でポップな曲を演奏。私たちも跳んだりはねたり、とにかく楽しい。だがしかし、ここで勢いに任せてしまったら昨日の二の舞だわ、と思って少しセーブ。こんな時間にやるよりは、深夜か早朝に聞いたらさぞかし気持ちがいいだろうと思う。幸せな音楽を聴けてよかった。一つ残念なのは、The Rocket Summerが見られなかったこと。良かったらしいんだよね。 インドアに向かい、Rooneyを見る。結構人気なのかな、後ろのほうで見ることになった。初めてこのバンドの音を聴くのだが、想像していたよりは骨太な感じかも。もうちょっとなよっとしているのかと思った。なよっとしていてもいいんだけど、これはこれでいいかなあ。もうちょっと、殺人的にポップだと嬉しいなあと思う、でも良かった。 ここで腹ごしらえをしなきゃね、と思って食べ物がたくさんある場所(名前失念)へ向かう。混んでいる。が、ここは単独行動の強みで適当にご飯を済ますことができた…と思ったら、パフォーマンスステージ(ロマンポルシェは食堂の隅、と言った)では芸人さんたちが何組か出てきて、何かするそうだ。 最初は女性二人組み。女性の下のネタだ。あー女なんてやっぱりそんなもんだよな、とは思ったが、何も昼食時にそのネタはないでしょ。カレーを食べてなくて本当に良かったと思ったが、そういう問題じゃない。みんな引いていたよ。次は男性三人組。朱色のふんどし。ターミネーターの「ダダンダンダダン」。割と面白いが、昼食時なので控えめに笑った。3番目は誰だったか良く覚えてないや、次はノーボトムだったっけ。うーん。中途半端だな。どっちかに専念すればいいのに。それよりは、立って踊っている4,5人とは一線を画し、一心不乱に踊り続けていた女性に目を奪われた。最後は鉄拳。昨日からずっと見たかったんだ。いいね、鉄拳。すぐうろたえるのが面白かった。声をかけた人に対して、「話しかけないでください」だって。あはは。長野県について詳しいんだって?おお、私と一緒だ。 次はアウトドアに向かってみようかなー、と思って一歩外に出たら、インドアに入場規制がかかっていたことを知る。え?何?入れないの?わたしBuck-Tickみたかったんだけどなあ、と思いつつ、アウトドアステージに向かう。 アウトドアはSugarcultが始まろうとしていた。「私はこれからアウトドアに居続けて、高みの見物で一日を終えよう」とここで決心をした。肝心の演奏については…寝てました。ごめんなさい、でも良かったんじゃないかなあ、私の好みじゃないけど。 次はStereophonics。天気がいい。こんな中でこの演奏が聞けるとは贅沢だ。CDもってないし、ほとんど聴いたことなかったんだけど、青空に映えるなあ。ボーカルの顔がバタ臭い。Maybe Tomorrowって歌っていた曲があったような気がするが、その曲が良かった。ほかは、結構重くて暗いんだけどでもやっぱり外で聴きたい。 次、The Strokes。あまり私の好みじゃないのかも、と思って聴いていたが、意外と良かった。ドラムセットに、「ザ ストロークス」とカタカナで書いてあったのには笑った。 これでここで音楽を聴くのも最後だなあ…と思って、ちょっと感傷的になっていたらRadioheadが始まった。すごい、この人たち。何がすごいのか良くわからないが圧巻。言葉がない。よく練られているんだな、きっと。演奏が始まるとみな黙りこくる。ジャンプしたりダイヴしたりする雰囲気とは明らかに違う。でも、会場を巻き込んで一体になっている。CDを借りて聴いたことしかないのだが、それでも、ライブで音がこんなにもちゃんと聞こえてくると、感動してしまう。ほけー、としている間にアンコール。出てきたトムヨークが何かしゃべっていたが、演奏が始まるとみなで悲鳴を上げた。そう、CreepとCarma Policeを演奏したのだ。唖然。アンコールが終わったとたん、花火が打ち上げられた。ああ終わったんだ、と、ぼうっとしながら帰途についた。
二日間は思ったより短くて、終わった途端に切ない気持ちでいっぱいになった。メンツがよければ、また、こうしてライブをここで見れたらいいと思う。
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