朝起きたら、両親がきのこを採りに山へ行っていた。
一人の休日って優雅だね、と、ぼけーっと日曜日の朝を満喫していたら、両親が11時前には帰ってきていた。聞いたら、「全然駄目」だったので引き上げてきたということだった。
母親が、普段食べているきのこのほかに見た事のないきのこを採ってきていたので、これ何よ?と聞いてみたところ、「マツオジ」と言った。何でも、松茸のおじさんにあたるきのこなので「松小父」なのだそうだ。 えー?と思ったのでネットで調べてみた。
ネットにはあまり情報がなかったので、マツオジらしききのこの正体は結局わからずじまいだったが、マツオジの生える時期が、ネットで調べた時期と違うのだ。 今年は異常気象だったので、普段の時期を当てにしてはいけないとは思うが、母親がマツオジだと主張するきのこはちょっと怪しい、と私は思っている。
私「このきのこやっぱり怪しいよ、食べたら笑いが止まらないとか死んじゃうとかだったらどうするの?」 母「みんなで食べれば怖くない」 私「(答えになってないけど)まあそりゃそうだね、誰か一人生き残っても大変だもんね」 母「まあみんなで堂々と大口開けて食べりゃいいんだよ」 私「そうだね…」
明日のご飯の中にマツオジが紛れ込んでいない事を祈る。
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