ふすまのおく
細々、ぼそぼそ書いてます。

2008年01月24日(木)

悪気があるなんて絶対に思いもしないけれど、でも、それでも、嫌なのだ。
理屈はわかるが、納得できない。

「いい人が見つかると良いね」この言葉が大嫌いだ。
何の気なしに言っているのだと思う。
私を気の毒に思っていてくれるのだと思う。
そう言うよりないというのもわかる。

でもこの言葉を聞いた途端、バラまきクイズ(アメリカ横断ウルトラクイズ)でハズレを引きあてたような落胆を味わうのだ。さんざん走りまくって、司会者に問題の封を切ってもらい、わくわくしながら中身を見たら「ハズレ」。そんな感じなのだ。

人の行為も素直に受けられないほど拗ねている。
でも人前で拗ねたらおしまいだ。

面の皮一枚でどうにか耐えている。


追記(1/25):
人の行為、は、人の厚意の間違いだけれど、「面の皮一枚」はあえてそう書いた。
首の皮一枚だと本当に死んでしまいそうだし、「面の皮」なら、心ではけっ、と思いつつもまあ一応表情を変えずに「ありがとね」と言えている状態だというのがわかるだろうか、と思ったのだ。

自分に幸せが降り注がないような気がしていて、人の幸せな話を聞くのは辛い。どうしても比べてしまうから。
独身子供なし彼氏無し、そんな人が歳をとり、拗ねていくのはこういう感じなんだろうと思う。なりたくないと思っていたものに近づきつつあり、それがまた嫌でしょうがない。


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襖 [MAIL]