数日後や数週間後には撤回したくなるかもしれないけれど、 私は生きなければいけない、そう思った。
十年以上前に撮った写真をひっくり返してみた。 みんな笑っている。 いつも脇で目立たないようにしていたけれど、楽しんでいた。 将来がこんなだとは、誰も、当人でも、思いつかなかっただろう。
こないだの事も、今回の事も、 そういう状況なら自分もそうなるであろう、と、容易に想像できる。 もういいかな、と思ったのかな、と思う。 だけど会話にそれをにおわせたときの、母の顔が忘れられない。 「気持ちはわかるけれど、でもそれは親不孝だ」
私は後ろ向きなので、避けてはいるけれど、考えないでいるけれど、 いつそういう事になるか、怖いと思うときがある。 階段を踏み外す事、焦ってドミノ倒しのように失敗してしまう事、 そんなときでも、踏み止まれるような強さを持ちたい。
|