頭痛がして早く寝てしまったので、夜中に何度も起きた。 その浅い眠りの中で、夢を4つ見ることができた。 うちふたつはすぐに忘れてしまったけれど、 残りのふたつは一日たった今でも覚えている。
一つは高校に遅刻しそうな夢。 もう一つは亡くなった知人が夢に出てきた。 まるで、お別れを言いに来てくれたかのようだったから。
私と知人と小学校時代の同級生(ともに男性)と共同生活をしている。 私は知人が亡くなっていることを知っており、 姿は見えるけれど、この人は亡くなっているんだ、と知りながら、 楽しく共同生活を送っている。 定食屋でご飯を食べたり、なぜか一緒に風呂に入ったり。
はっきりと覚えている夢の中でも、 風呂に入ったシーンは強烈だったので鮮明に残っている。 狭いバスタブのなかにあと一人加えた4人で、 風呂の長辺ではなく短辺のほうへ頭の向きを交互にして、 体をバスタブに充填させるかのように、みっちりくっついて風呂に入った。 知人も同級生も男性なのに、お互い興奮するとかそういうこともなく、 体が密着している事に違和感を感じずに、とても楽しく風呂に入っていた。
ある日、私が外出先から共同生活をしているアパートに戻ろうと、 車から降りてアパートの階段を登ろうとした時、階段の上から鍵が落ちてきた。 鍵を広い、落ちてきた先を見ると、知人が階段を降りてきた。 知人は疲れた顔をして、白髪が増えて一気に老けた風貌に変化しており、 私に、「胃が悪くなって治すから、これから少し長く居なくなるけど」 と知人は話した。 ああ、嘘をついて、これが本当にお別れなんだな、と私は思ったけれど、 あえてそこは言わずに「わかった」と言い、階段を登ろうとする。 そこで目が覚めた。
もう何年も前に亡くなっている人だけれど、 突然夢に出てきて、懐かしくなってしまった。 ついうっかり、連絡をとりたいなんて思ってしまった。
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