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ちょっと海の上に行ってこようと思う。 船に乗り、四国へ渡る。 そういや、この前読んだ小説(小説を読んだのはひさしぶりな気がする)の主人公も四国に向かっていたな……しかしそれとは関係なしに四国に行くのだけど。 とかいいながら、その小説から引用してみたりする。 でもやはり俺が四国に行く動機とは関係がない…はずだ。現地で小説のことを思い出すことはあるかもしれないが。
『行く先は四国ときめている。四国でなくてはならないという理由はない。でも地図帳を眺めていると、四国がなぜか僕が向かうべき土地であるように思える。何度見ても、いや見るたびにますます強く、その場所は僕をひきつける。東京よりずっと南にあり、本土から海によって隔てられ、気候も温暖だ。これまで一度も訪れたことのない土地であり、そこにはひとりの知りあいも、ひとりの親戚もいない』(村上春樹『海辺のカフカ』)
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