むかし、一人で生きたいと思っていた。これは正確に言うと、誰かに頼らずとも、一人でも生きていける自分でありたいという意味。でも、一人で生きていけたとしても、誰かに頼りたいときもある。強い振りをしても、幸せにはなれない。人の中でしか生きていけないし、人の中で生きていきたいと、今なら思う。