DiaryINDEXpastwill


2005年11月03日(木) 学術的な世界

学術的な意味での研究は、後数ヶ月で人生最後になる。
今後は、ただ学術的な興味で研究するということはない。
それは学術的な興味を持たなくなるという意味ではなく、
その成果を利益につなげるという、別の大きな目的が付加される。

でも実は、ただ純粋に学術的な世界は、元々存在していなかった。
研究を維持する資金を調達する必要があったからだ。
その資金をすべて学術的なものに投資できるという点で、
ここは学術的な場所であったのだ。

人生少し先はどうなるかわからないから、
この世界に戻ってくる可能性もないとは言い切れないが、
とりあえずは人生最後だろうと思う。
これまで、そしてこれから数ヶ月、この世界で学んだことは、
今後の大きな糧になる。それは間違いなく、自信を持って言える。


sora |MAIL