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衒学ファンタジア - 2004年10月10日(日)

俺は言葉を探したり
作ったり
組み合わせたり

そういう作業が
まるでデザインのように
好きで

高校の時も、授業の国語よりも
おやじクセーが
短歌や俳句の組み合わせに魅了されてた

イメージの広がる
言葉の組み合わせってのは
無駄が無く
説明が無く
そもそも基本が無い

ただ可哀想なことに
出来上がり完成された言葉は
いつ、どこでも、完成されているワケではない

そのイメージを丁寧に圧縮したものを
正しく伸長できる人物に出会わないと
輝きは失われてしまう

文章を書いていて度々思う
なんとなくでも、正しい方向に伸長できる人に
この文章達は出会っているのか?

僕の文章は
愛が無いと読めない
悪意があれば読めない
自分を偽っている人は読めない
空気を読めないと読めない

この文章の途中で
「俺」から「僕」に変わったのを
誤字と思っているようでは読めないし

つまりイマジネーションの無い人は読めない
まるで意味が分からないだろうから

言葉の裏に見える本音の世界に
誰がいつ気が付くだろう

「衒学ファンタジア」

目覚めさせない
いいタイトルである







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