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運ばれた男女の話・前篇 - 2004年11月06日(土) 向き合った座席に腰かけた途端 僕の右手方向に 列車は動き出しました 海の見える海岸線でした 灯台や、貨物船や、ブルーのパラソル クジラのパレードが見えました ここに乗ってきた人は皆 きっと同じ目的地なんだろう思い だとしたら 同じ楽しみを持った人達と この景色を見ながら、終点まで行ける事に 幸せを感じました クジラのパレードはすでに終って 列車は 雨宮トンネルへ入って行きました 僕は、きれいな海が見れて とても満足し 一緒に乗った人達も きっと楽しんだろうなと思い 簡単に 周りを見渡しました ところが、そうではなかったようです
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