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本音で言い訳_2005 - 2005年01月14日(金)

文章書いてると

「どこまで人の目を気にしないで書けるか」
「どこまで素を出せるか※」

挑戦してみたくなる

※(素=オリジナルなモノ)

たぶん
文章を書く、ほとんどの人が

身内や恋人、友人、仕事関係者や世間の
目を気にしながら書いていると思う

こういう事書くと
悪い印象持たれるんだろうな、とか
ちょーしこいてんな、とか思われるだろうな
って、気にしながら

普通は書いている

自分だってそうだ
これはやめとこうって

別に悪口をここで書くつもりも
今まで書いたつもりも無いが

悪い印象よりいい印象を
読んだ人に持ってもらいたいってのは
当前の話だ

…で、いざそういう目を気にして

安全なやさしい文章だけで
敵を作らない、平和な文字の羅列だけで
書こうとも、思うんだけど

自分は、それはやっぱ違う

人の目を気にしながら書くのは
自分のやりたいことじゃない

(ロックンローラーか俺は)

どうしてか?簡単に言うと

(ロックンローラーとの違いを言います)

自分が書いている文章は、人に読ませるのが
100%本来の目的じゃないからだ

いや、人にも読んでもらいたいんだけど…

どっちかというと

言葉を研究したいってのが
大きいからだ

(ロックンローラーみたく
自己主張の極みとは、ちょっと違うでしょ?)

よく分からないかもしれないけど

言葉の化学反応っていうか
この言葉と、この言葉を組み合わせると
自分の中に
どんな感情が生まれて
人は、どう受け取るか

そういうのが面白いし、執着したい
から。

しゃべり口調や、丁寧な語り口
カッコの位置、句読点の打ち方、改行

タイトルとのシナジー効果

引いては
毎日の連続性からの印象

直筆じゃない分、文字の形は変えられないけど

ここで表現できる材料すべてを使って

日々、実験を繰り返して

成長したい
から

そういう飽くなき欲求があるわけです

だから、そこまで人の目を
気にしてられないんです

気にしてはいるけど、そんなんやってたら
制限多すぎて…

だから
言葉使いが悪かったり
その書いてる精神が歪んでるように見えるかも
言い訳がましいが…
見えるかもしれないけど

俺だって、使いたくねー言葉だってある

この「ねー」とか

しかし実験なんだ、模索期間なんだ

料理人だって、素材の味を知らなかったら
うまい料理なんて作れっこないでしょ

オートバイのライダーだって
転んで初めて、本当の安全を知るでしょ

これは自慢でもなんでもないけど
自分自身、文章書き始めの頃とは
随分成長してると思うよ

それが良い方向か悪い方向か別として
オリジナルな書き方には
なってきた気がするし
実験の積み重ねで
テクニックも覚えた

だからここにある文章のすべてを
俺だと思わないで欲しい
というか
実験中の俺だと思ってほしい(笑)

それをふまえた上で
言いたい事があれば、言えばいいし

しかしピカソもゴッホも
筆を止めない

石川啄木、女癖悪い

2005年も宜しくお願いします。


13/1/2005 kawaguti takuma






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