2004年11月17日(水) |
ゆずがキレた(ジャンル:子育て・笑) |
「ちぃちゃーん、ゆずがなー、保育所辞めたい言うてかなり荒れてるねん(汗)」
と
仕事から帰る途中、いつもゆずを一緒に連れて帰ってくれる友人が電話で言うのです。
「えっ。んーと、そしたらあたしも今から保育所向かうわ。」
って事で行ってきました。
なんでか、と、問うと。
「いっつも意地悪する友達が居るし、やめてって言うてもやめてくれへんし、
『よーしーてー』って言うても『いーやーよー』って仲間には入れてくれへんし、
お話してもあかんから先生に言うても『自分でお話しなさい』って言うし、
もう保育所やめる。今日でやめる。絶対やめるからな!!!」
あらぁ〜。
いつも一緒に遊ぶ、仲良しの子は居るのですよ?
でも、なんとその子と一緒に「保育所やめる!」って言うてますがな。
あーぁ、これはヤバイ。
つーか、反省…何にか、と言うと。
ゆずは、
手がかからない
ではなくて
手をかけてない
だったのですよ。
かでぃんは、いつも何をするにも初経験で親も過敏になりますが
ゆずの時となると「2回目」が多く、こなれた感じで通ってきた道を
注意してなかったのがあたし。
ごめんなぁ、ゆず。
今日、帰宅してからゆずと2人で話す時間を旦那が作ってくれて
保育所での話をしてごらん、とマジマジと聞いてみると
出るわ出るわ。不満だらけ。辛かったろうなぁ。
いや、ゆずの話だけを鵜呑みにしてるわけでは無いですよ?
子供の話ってのは、自分に都合のいい事が脚色されてる事が多いですからね。
でも、そんなん、本人の目や話し振り、顔をみてたら大体わかります。
今日のゆずには、自分の都合など考えていられる余裕などない。
色んな思いがあったのね、と。
初めて知ったよ、と。
よく頑張ってるのに、聞いてもらえないとしんどかったね、と。
でもいやな事があってそこから逃げるのは良くない、楽しい事もたくさんあるから
保育所をやめる事よりも楽しくなる事をママと考えよう、と。
ママはゆずが大好きだからいつも色んなお話を聞かせてね、と。
今のゆずを受け入れ、応援し、見守る体制でいる事を彼に伝えました。
ゆずとかりんが疲れて寝た21時過ぎ。
旦那さんとこの話を長々としました。
ちぃ「ゆずには可哀想な事をした。かりんに隠れてゆずの事をあっさりとこなしすぎた。」
旦那「確かにそうやな。毎日忙しいからって、ほったらかしにしてたな。」
ち「こないだ、保護者の人に話し合いの結果をまとめて報告書として出した物にも
書いたのだけど、『ちょっと待って』って言いながら、
待たせっぱなしになってる事ってよくあるやんか?」
旦「うん」
ち「『ちょっと待って』って言うてるクセに『お待たせ、さっきは何の話だった?』って
後でこっちから聞く事って、ほとんど、いや、全くしてへんよなぁ。」
旦「ぅあー、うん、確かにそうやな。ホンマやな。…あかんやん…」
ち「チビの立場になると『ちょっと待って』と言われたら
『諦めろ』って聞こえるんやろうなぁ。
だから話してくれてるのに聞いてない事がいっぱいあるんやわ。
それで、今日みたいに爆発する日が来たんやわ。」
旦「なるほどな。気をつけなあかん。」
こんな会話がありました。
待たされる事に反発をしながらも、仕事をしながら家事育児をしている自分達の
多忙ぶりにあきらめつつ、いつか話しを聞いてくれると期待を抱きつつ、悪意は無いにしても
裏切られて、いつの間にかそれに慣れ、当たり前になっていき、話をしてくれなくなる。
あかーん
こんなんあかーん
楽しい話ばかりしてたってあかん
こっちの都合で彼達の気持ちを踏みにじってたらあかん
そりゃ全部完璧になんて無理やけど、今の気持ちを忘れんとこう。
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