たぁちゃん日記。
さな



 いつか

4歳の少年の虐待死を聞いて
いつか私にもそんな日が?と思った。

来ては困るんだけど。


お腹を痛めて産んだ我が子より
大事にしてしまう人が出来るんだろうか?
その子に何をされても目をつぶってしまえる人が。


この人が好き。
そんな感情を抱くまでに私は時間がかかる。
たいていの場合、私が好きだなぁと思うと
相手の方はそうでもなくなったらしい…
と言うのが定番なので
彼女のような未来は今の所私の人生にはない。


けれど今選んで進んでいる人生が
彼女とまったく同じではないにしろ
我が子を傷つける結果に繋がっている
その可能性は限りなく大きい。


いつかたぁが事実を知った時に
彼はどんな反応をするだろうか?
しょうがねー母ちゃんだなぁ…と
あきれつつも傍観してくれる未来を夢見て
現在鋭意育児中。

お前の鋭意はそんなもんか?とあきれるけども。



今日久しぶりに今部署の若者と話した。
(新入社員の男子がいるのだ)

お久しぶりですってホント久しぶりよねー。
残業やってるんですか?って出来るわけねーって。
子供どうするのよ…。
業務内容が全然違うから今部署に戻った頃には
また一からやり直しよ…。

今部署の仕事が小さなミスを
見逃してはいけない仕事なら
元部署の仕事は小さなミスを
見ない振りしないといけない仕事。
見る基準を変えないと仕事にならんのだよ。

まぁその前に辞めちまうだろうがね…(心の声)。


しかし辞める事にも迷いがある。

辞めたら当たり前だが収入がない。
必要最低限の1ヶ月の資金を算出した所
15万ないと生活できないらしい。
ちなみにあたしのお小遣い無しで。

削れる所を削ればもう少し安く済むかもしれない。
実際光熱費は毎月3000円くらい余る。
(これはそのまま貯金になる)
会社に行く事がなければ交通費も減る。
しかし冬場は灯油代もある。

て言うか費目別に出してみたのだけど
「本代」って項目は切羽詰った状況では
本来いらないものなのかもしれない。
て言うかたぁの日用品代がおむつ代だけって…。
服代の枠もないと困るだろうなー。

運良く次の仕事に就けたとしても
車を維持する事や住む所の更新代や
何かまとまったお金が必要な時は
全部ボーナスでやりくりしていた私に
月収だけでそういうのも全部出来るのか
かなり不安だ。


だからこそたぁ父は何かするのであれば
自分(たぁ父)がフォローできるううちに
と言うのだろう。

でもどこまで甘えていいの?
甘え始めたらきりがない。
本当は甘えちゃいけないのだ。



今思うと私は薄情な娘だ。

母が「熟年離婚する人の気持ちがわかる」と
父に対して憤慨していた事があった。

私はもう二十歳を過ぎていた。

母が病気を抱えている子供を
手放さないだろうと言うのは予想できたし
もう一人の妹は地元に友人や彼氏がいて
ここを離れたくないだろうと思うのも予想できた。

娘達は母側に一人父側に一人と別れてしまうだろうと言うのが。

そうなると問題は私だ。
父にしてみれば家を継いでくれるであろう娘。
母にしてみればいてくれると色々助かるであろう娘。

しかし私にとってはどちらも親である事に代わりはなく
それに優劣をつけて選ぶなんて想像できない。
選べないなら選ばない。
私一人の生活くらい自分で何とか出来る。


結果。

「離婚するのは勝手だけど私はどっちにもつかないからね」
と一言お断りを入れる事になった。
あれ以来冗談でも離婚の文字があがる事はない。

今思うと私は傲慢な娘だ。
私は自分が思うほど必要とされていない。
思い上がりもいい所だ。


私は勝手な思い込みで母の愚痴を
封じ込めたのかもしれない。


まぁいいけど。

2003年10月23日(木)
初日 最新 目次 MAIL HOME