新古今東西お笑い見聞録



麒麟

2002年05月22日(水)

昨日かけなかったので朝一で更新です。
前回麒麟を書いたときはM-1ではじめてみて
そしてその後ABCの新人大賞でもう一度見たときに
書いたものだと思います。

そのときは同じネタでパターン違いというものを
みたために深く書く事を避けたといったかんじでした。
今回は麒麟のネタをいくつか見たのと
同じネタのパターン違いもいくつか見たので
それを元に書いていきたいと思います。

麒麟のネタは一貫して川島が何かをして
田村がそれにとにかく突っ込むというもので
言ってしまえば川島がいないとどうにもならないものです。
ただ田村はいらないのかという話になるとそれは違い
田村がいてこそ川島のパフォーマンスが際立つと
いうものになっています。

このようにネタに一貫性があるため
少しでも麒麟のことを知っていて、
麒麟を面白いと思っている客は常に期待の目で
麒麟の漫才を見ることになります。
しかし当然のことなのですが、全く同じ事を
マクドナルドの店員のように繰り返していては
客は飽きてしまうのですが麒麟の場合は
私が見るかぎり全く同じという事がありません。

多分本人たちが必ず飽きるという事を知っているため
ネタ自体を毎回アレンジしたり、数パターン作ったり
しているのだと思います。
これはすごいことで非常に賞賛し得ることで
麒麟の漫才に対する真摯な姿勢が感じられるものです。

さてここまで誉めてきたのですが
まだ結成5年という事で経験のなさは
やはり感じてしまいます。
これに関してはまだどうにもできないのですが
あとそれ以外にもう一つ麒麟の漫才の違和感があるのです。
それは田村の突っ込みなのですが、キャラクター的に
不器用でちょっと寒いというのはいいのですが
ツッコミがいまいち歯切れが悪いのが気になります。

どうにも突っ込んでいるときに照れているようで
見ている側まで照れてしまい見ていて恥ずかしく
感じるところが結構あります。

川島の方は今のままで何も言うことがないというか
何も言えないので今後もっと面白くなるには
田村次第と言うところだと思います。
突っ込みのメリハリ次第で麒麟はさらに
化けると確信しています。

今後も期待したい芸人の一組です。

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