 |
2003年08月20日(水)
穏やかな波
僕の永遠は中二の夏に祖父から貰ったものと思っていた 時は風に乗り 海へと流れていった
永遠は
そう幾つもあるものでは無いと思ってた
別れは幾つもあってもね
僕も人並みに幾つもの別れを経験したよ 永遠と思っていたのが間違った道だったものも 幾つかあった・・・永遠じゃなかったんだ
僕は感情の波が激しいけれど 荒波をなんとか小さな船で超えてきたんだ そして人を心の奥底から憎む事ができない僕は 荒波も皆 美しく穏やかな波に姿を変えた
でもね 再び永遠をあじわった僕の船は粉々になったままだよ 修理もきかない 新しい船を造る気すらおきない
荒波に・・・ 僕自身が飲み込まれたままなんだよ
...
|
INDEX
≪past will≫
my bookに登録
↑エンピツランキング投票ボタン
|