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2004年03月22日(月)
磨り硝子
どんなに綺麗ごと並べても
所詮 僕は前には進めてないんだ
僕はいつも磨り硝子でできた箱の中
この硝子を壊した事はあったんだろうか
箱の外に一度でも出た事はあったんだろうか
無色透明の硝子に変えてみた事は?
硝子はずっと曇っていて
僕は硝子を叩き叫び
もがいていただけなんじゃないだろうか
もうじき咲く桜の開花が始まる
今年も儚い命で人の心を癒すだろう
僕は磨り硝子の中から
桜に見とれ散りゆく運命を見送るだけ・・・
...
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