2003年07月27日(日)<<<この夏、いちばんグッとくる映画を見ました。
きょうは目覚めると、すっかり夕方。 昨日に朝方まで馬ゲームやりまくった余波だなぁと感じたり。 でも今日は、どうしても見たい映画があったので服を着替えて、一路池袋へ。
「茄子〜アンダルシアの夏〜」

シネマサンシャインの地下フロアで見たその映画は、間違いなくこの夏 自分の心に、脳裏に、感情に対して、、、
「描写の繊細さ・綺麗さ・大胆さが、かつ大人の香りがするしなやかさが」
涙までもを… 呼び起こさせてくれる、感動を味あわせてくれた映画です。
簡単に要約すると・・・
「あるスペインの大レースで、解雇寸前の自転車レーサー、ペペは 地元アンダルシアのステージで、必死の走りを見せていた。
ちょうどその日は、かつて恋した女性と、自分の兄が結婚式を挙げる日。
ペペはそんな苦い思い出を振り切るかのように、「遠くへ」向かうかのように ゴールの町へと、大逃げをうつ。それを追う大集団。
戦いはゴールまで、全く予断を許さない展開。 ペペは「遠くへ」行くことが、できるのか・・・」
自分はこの映画を見てる間、半分近くの時間、何故か涙腺が緩くて緩くて。
それはなんでだろう? と思うと・・・
「日本アニメーションの奇跡とも言える、自転車レースの完璧な再現、リアリティ 溢れるレース実況、そしてゴール前での、強烈な優勝争いの描写・・・」
これを見て、自転車レース好きの自分は
「まるで本物のレースを見ているかのように、感情移入できる素晴らしさ・・・」
それをこの映画に感じて、涙腺が潤んだのだと思ってます。
ちょうど今日はツール・ド・フランスの最終日。
いまこの日記はその、ツールのライブ中継を見ながら書いてるのだけど この映画の光景は、今年のツールにダブって見えて・・・
いつか、日本人がこのツールの舞台で ペペのように大逃げをうって痛快な姿を見せてほしい・・・ そんなことを思わせてくれる、今日の映画・そしてツール・・・でした。
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