風のひとり言
kaze



 仕事

先日クライアント先で聞いた話。
自分たちの作った作品が、たまたま某新聞社の局長の目にとまり、取材されたとのこと。
詳しくは書けないけど、実はその作品、ある原作を元に全30作品を5年間かけて制作しているもの。
ちなみに現在まで22本終了。
で、その局長さん。興味を持ったみたいで、素晴らしい作品として新聞記事にしてくれるらしい(笑)
うん。こうやって評価されることって嬉しいよね。やはり・・・

自分たちはTVのONAIR番組を作ってるわけではないので、
なかなかそんな評価などを聞く機会が少ない。
だからこそ、「いい作品だね」って言われると嬉しいんです(笑)

この作品・・・クライアントには悪いけど、非常に低予算。
しかし、その中でいかにそれ以上の予算をかけてるように見せるかが腕の見せ所(爆)
実はそれらの作品中、予算が少ないんで俳優とかは使えずに苦慮したことも。
結果、自分の身内を使ったりしたことも(笑)
姪っ子に頼んで、友達連れてきてもらったり、うちの家族なんか全員総出演(爆)
更には・・・自分・・・
これはもう末代までの恥ということで、封印したくなる姿で出演・・・
なんたってちょんまげ姿だよ(自爆)
いやぁ・・・2度と見たくない作品だ(苦笑)

まぁ・・・仕事ってそんなもんだよね。
与えられた条件で、やるのが当たり前。
結果として、それ以上のものを作り上げてこそ、プロの根性(笑)
でも・・・この精神って、仕事だけじゃなく何にでも通じるもんだよね。
最近そう考える奴も少なくなったけど。情けないことに・・・

特にこの世界は、その力量を問われる世界。
だからこそ、慣れあいの仕事だけはしちゃいけない・・・
つくづくそう思う。
(しかし・・・最近は家庭用ビデオの普及に伴い、仕事がやりにくくなってきたのが現実・・・苦笑)


2002年03月01日(金)
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