風のひとり言
kaze



 言葉の取り扱い

もう既に何度も書いている事だけど、「言葉」の問題。
言葉って、やはり難しいと感じる。
言葉は人間同士における、最大のコミュニケーションツールだ。
しかし、その取り扱い方を間違えると、
これまたその関係を引き裂くものにもなる。
人と人とを繋ぐはずの「言葉」が人と人とを引き裂く武器にもなる。

息子が幼稚園の頃、大好きな男友達に対して、あだ名で呼んでいた。
本人は、友好的につけたあだ名だったらしいが、
その友達は、そのあだ名が気に入らなかったようだった。
あとから聞いた話によると、そのせいで、幼稚園に行きたくない・・・
とまで嫌がっていたらしい。
息子は、友達に嫌われたことでショックを受けていたが、
後にその事実がわかり、仲良しに戻ることが出来たようだ。
幼稚園児社会においても、そんな「言葉」で相手を傷つけ、傷つく事がある。
とすれば、ボキャブラリーの増えた大人は、もっと色々な場面で、
色々な言葉で、相手を傷つけているのかもしれない・・・

言葉の受け取り方もある・・・
同じ言葉を100人に伝えても、みんなが同じように理解してくれることは無い。
100通りの受け取り方があり、そこには賛成も反対もあるはずだ。
但し・・・間違ってはいけないのは、だからといって100人に理解を求めようなどとは思わない事・・・
少数でもいい。自分の言葉を理解してくれる人がいればいいのではないか・・・

言葉の取り扱いには注意が必要だ・・・

2002年03月07日(木)
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