minimum maximum
ねこのひげは、バランスよく。

2002年07月26日(金) 魔の6時間。

夕方、「ヒ」が唐津で打ち合わせがあるのことなので、
じゃあ、それまで唐津観光だぁ!なんて思ってたのに、
ぐうたらな2人は惰眠を選択。
昼過ぎにランチを食べに行って、ゆるーい休日を過ごす。

打ち合わせの時間になったら、あたしは福岡へ帰るつもりだったけど、
予定より早く終わりそうな気配だったから、
時間をつぶしながら待ってることにした。
これが悪夢の始まり。
図書館が空いてる時間はまだよかったんやけど、
閉館後、行くアテもなく見知らぬ街で心細いのなんのって。
しかも、「ヒ」からはなんの連絡もない。
長引いてるんだろうなぁ・・・ってことがわかったから、
こっちから連絡することも躊躇われ、ただただひたすら待つ。
図書館前の広場で出会った激カワなネコちんがしばらく遊んでくれたけど、
いつのまにかどっか行ってしまうし。
ってか、もう、ほんとにほんとに泣きそうだった。
持病の頭痛も出てきてしまうし、蒸し暑いけど風はぬるくて気持ち悪いし。
やっと「ヒ」から連絡が入ったのは、日付が変わってからだった。
自分の提案のせいであたしを待たせてしまった「ヒ」が、
自分を責めてしまわないように、なるべく平気そうに振る舞ったけど、
それでもやっぱり、待ち疲れたグッタリ感は消すことはできず、
車の中で力が抜けてしまって仕方なかった。
でも、あたしだって待ちたくて待ってたんだよ。
ずっとずっとつないでくれてた手がすごくあったかくて、
もうそれだけで、待った6時間はチャラにしてもいいよと思うくらい。

福岡に戻って、力を振り絞ってシャワーを浴びて、
翌日の仕事のために眠りにつく。
あー、頭痛いー。



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