2002年09月13日(金) |
穏やかかつ悲しき日々 |
相変わらず、足の捻挫で思うように動けない。勉強がはかどらない。。。 何気にイライラ焦燥感がつのってきている。
課題もプレゼンも、全部なげだしてしまいたい。 準備コースなので、別に必修なわけではないのだ。 しかし、そうするわけにはいかない。今できるだけの勉強は しておくべきなのだと、自分を戒める声が聞こえる。 仕事もしないで、この1年翻訳の勉強に費やすと決心をしたのだから。
他人は足を引きずる私に優しい。私は足の悪い人の気持ちが生まれて初めて 少しわかった気がした。信号を渡るとき、待ってくれる車、歩行者が青信号でも 私が通り終わるのを待ちかねるようにすぐ、横断歩道に入ってくる車。 後ろからわざわざ声をかけてきて、どこまで行くのか?手助けは必要かと 聞いてくれたイギリス人の女性。
様々な人の、様々な反応。 授業を休む私に対して、ひまそう、という人、勉強遅れてしまって 大変ね。という人。無理しないで、休むのはしかたないじゃないと 言われると一番楽なんだが。
大半の人は優しいが、ときにある冷たい態度、哀れむような視線。 そんな中で、他人の助けがなければ、生活していけないというのは とてもつらい。この無力感。 障害がある人というのは、小さい頃から、こういう思いをし続けているのだ。
それと同時に、私の面倒をみてくれている親しい友の存在は本当にありがたいと思う。つらくとも、彼がいてくれたことに感謝せねばならない。
外は雲ひとつない青空が広がっていて、気持ちのいい風が窓から入ってくる。 部屋にこもっているだけでも、天気の良さや窓の外の緑の輝きはいつも変わらず、人の気持ちを明るくしてくれる。
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