ふうこの英国留学日記-その後

2004年01月04日(日) 映画無しでは生きていけない

昨日も調子が悪く実家で同居人Kとその母Jを招いて予定していた新年会に自分が言いだしっぺなのに参加できず、家で寝ていた。
大勢の中に出て行って、宴会に参加しお酒を飲むほどの元気はないのだが、自分が企画した飲み会に自分が参加できないというのはなんとも淋しい。

このお正月は例年になく家にこもっていた正月で、映画を見るのと、本を読むことばかりしていた、(というかそれ以外にできることがなかった)。

今年に入って今日の4日までに6本の映画を見た。
1日にまず一本目イタリア映画「息子の部屋」を観る。いい映画だった。丁寧な描写で残された家族の痛みを浮き彫りにしている。
二本目、ケーブルテレビでグイネスとベン・アフレックの「偶然の恋人」。
グイネスは7歳くらいの子持ち。。。同世代を感じる彼女がそんな年なのか。。。いいや若くで生んだらこれくらいか。。。と少しショック。映画自体は普通のハートウォーミングなラブストーリー。悪くない。
三本目は同居人Kが借りてきた007最新シリーズ 「ダイ・アナザ・デイ」
韓国人の友人がこの映画を見て神社でセックスするなんてけしからんと起こっていたのを思い出す。もう、何がなんだかわからないくらい盛りだくさんの娯楽大作。お金のかけ方はこれでいいのか?って心配になる。
悪役のイギリス人俳優がいかにも!という感じで笑える。マンガっぽくっていいね。ハル・ベリーも可愛いし、馬鹿にできないほど、結局楽しみました。
四本目、軽い映画が見たくて自分で借りてきた「ミート・ザ・ペアレンツ」。やっぱデニーロ最高。
五本目、これもKが借りてきたユアン・マクレガーの「赤と黒」。
実は私はこういうコスチュームものに弱い。小さい頃、お姫様が出てくる御伽噺を読みすぎたからかしら?ユアンはキュートだし、ハムナプトラのグラマー美人が公爵令嬢で出てるし、すごく楽しんでしまった。
やっぱり、原作がドラマッチックだからかな。面白かった。スタンダール万歳。
7本目、ユアンつながりでイギリス映画「シャロウ・グレイブ」。転がり込んできた大金が元で、同居人と殺し合いにまで発展する話。ユアンは若くてかっこいいんだけど、映画自体後味悪し。ダニー・ボイルだけど、トレイン・スポッティングのほうが見終わったあと元気が出るし、ずっといい。

今日、ふと気がついたんだけど、初夢の洪水とゾンビは年末に見た「ハムナプトラ」のせいかもしれない。映画ではゾンビではなく、ミイラですが、見た目は同じようなものだったし。

この世の映画やドラマがなかったら。。。ファンタジー無くしては生きていけないと思う今日この頃。以前よしもとばななが、現実に辛いことはいっぱいあるのだから、わざわざ辛いことばかりを書きたくないと言っていたが、その気持ちがすごくわかる。

明日からまたお仕事の毎日。がんばりましょう。



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