6日に合唱コンクールがあった。 娘たちのクラスは、運動会もみんな惜しいところで 賞状を逃していたから、この合唱コンクールには すごくチカラを入れていた。 朝は早くから、放課後はとっぷり日が暮れるまで 一生懸命練習していた。 娘に忘れ物を届けに学校まで行ったときも、校舎から 歌声が流れてきて、なんとも優しい気持ちになった。
いいなぁ… こういうの。
合唱コンクール当日、プログラムに入る前に、 課題曲を3年生全員で歌った その響きは、本当に素晴らしかった。 ついこの前、真新しい制服に身を包んで入学したと思ったのに もう3年生――。 胸が熱くなって、うるうるしてしまった。 「成長」って、素晴らしい…。
どのクラスもとても上手で、評価をつけるのはもったいないくらい。 でも娘たちのクラスはやっぱりまた賞を逃してしまった。 だけど4クラスのうち、一番ハーモニーが良かったのは キミたちのクラスだったよ。
自由曲の知名度負けしてしまったみたい。 オーソドックスな合唱曲じゃ、久石譲さんの曲には かないようがないかも――。 課題曲と自由曲とに分けて評価して貰いたかったと思う。
だけど大事なことは、賞を取ることじゃないよね。 とても雰囲気の和やかなクラスにぴったりの ステキなハーモニーだったんだもん。 みんなで声を合わせて歌ったってことが、何よりも 一番大切なこと。
歌声は、心まで響いて届いたよ。
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