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「槞梛俚庵(るなりあむ)


時折綴

2002年11月06日(水) 歌声響いて

6日に合唱コンクールがあった。
娘たちのクラスは、運動会もみんな惜しいところで
賞状を逃していたから、この合唱コンクールには
すごくチカラを入れていた。
朝は早くから、放課後はとっぷり日が暮れるまで
一生懸命練習していた。
娘に忘れ物を届けに学校まで行ったときも、校舎から
歌声が流れてきて、なんとも優しい気持ちになった。

いいなぁ… こういうの。

合唱コンクール当日、プログラムに入る前に、
課題曲を3年生全員で歌った
その響きは、本当に素晴らしかった。
ついこの前、真新しい制服に身を包んで入学したと思ったのに
もう3年生――。
胸が熱くなって、うるうるしてしまった。
「成長」って、素晴らしい…。

どのクラスもとても上手で、評価をつけるのはもったいないくらい。
でも娘たちのクラスはやっぱりまた賞を逃してしまった。
だけど4クラスのうち、一番ハーモニーが良かったのは
キミたちのクラスだったよ。

自由曲の知名度負けしてしまったみたい。
オーソドックスな合唱曲じゃ、久石譲さんの曲には
かないようがないかも――。
課題曲と自由曲とに分けて評価して貰いたかったと思う。

だけど大事なことは、賞を取ることじゃないよね。
とても雰囲気の和やかなクラスにぴったりの
ステキなハーモニーだったんだもん。
みんなで声を合わせて歌ったってことが、何よりも
一番大切なこと。

歌声は、心まで響いて届いたよ。


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冰月まひな [MAIL] [HOMEPAGE]