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「槞梛俚庵(るなりあむ)


時折綴

2006年01月07日(土) やまねむる 〜蟲師〜

年末年始って、特別に時間枠を広げてドラマやバラエティが放映されるでしょ。
いつも楽しみにしているアニメとかって、年明け後までおあずけになっちゃうのよね。

「蟲師」も、ちょうどXmas前からおあずけ喰らって寂しかったなぁ。

でもその分、今夜は2本続けてOA♪
1本目は「硯に棲む白」。
2本目が「やまねむる」。

わたしはこの「やまねむる」がとても好き。
蟲師の哀しみ、宿命、生命の儚さが、切実に描かれているから。

蟲師が居つくというのは、その土地の主にとって替わるということ。
そこから起きた悲劇は、哀しくてたまらない。
人を愛するということは、こんなにも切ないことなのかと思う。

老蟲師・ムジカとギンコの心の重なりに、感動してしまった。
そしてまた、たまらなくギンコが好きになってしまった。

原作を越えるアニメには、あまりお目にかかったことはないのだけど
この「蟲師」だけは、他に例がないくらい、双方とも素晴らしい作品だと思う。

次週は「眇の魚(すがめのうお)」
ギンコが何故「ギンコ」と呼ばれるようになったかが解るお話。
わたしの最も好きで、そして一番泣いたお話。

どんな映像になるのか、とても楽しみ。
「草を踏む音」も、映像化してくれないかな…。



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冰月まひな [MAIL] [HOMEPAGE]