そらのもよう。



昔の私。

2002年01月08日(火)

今日、またひとつの映画を見ました。
ちなみにタイトルは「crazy/beautiful」というもの。
でも今日は感想を言いたいわけじゃあないので、ちょっとだけストーリーを。
これは部類に分けるとロマンスもの。
そして、主人公の女の子はHigh SchoolのSenior(18歳くらい)だったと思います。確か彼女と出遭った彼氏も同い年。
彼女はとても学校が嫌いなんです。自分の家も嫌いで…。何って言うんでしょう?今の日本には、ああ言う感じの子が多いです。きっと。
なんで私は生きてるの?私は必要ないんじゃないの?私は一人だから。
だから、私のことなんてどうでもいいじゃん…。みたいな?!
(私はかろうじて家の中にはいたけど、似たようなものだったので(^^;)
私に主人公の彼女を上手くは説明できないけど、日本にいたときに知り合った友達の行動とちょっとだけ似てた。
ただ私がちょっと驚いたのが、アメリカものの映画で、日本で私が見てたドラマ「17」(←たぶん^^;)みたいな作品があったこと。
だからこの映画見てるとすごく胸が苦しかった。
昔。ちょこっと読んだ記事の中でマザーテレサさんが言ってた。
生活に不自由しない文明国に行くほど、人は愛に飢えている…と。
その言葉を聞いたとき、今の日本(場所によるけど)の状況そのままだと私は思った。親が子供を愛していても、それが子供にはあまり伝わってない。
アジアの国々は、習慣としてベタベタしないので、余計に伝わりにくいんだなぁ…と私はここに来て感じてた。
って、なんだか本題からずれているので話を戻します。(笑)

この映画を見て、私は昔の私を思い出しました。
何で生きてるのか分からない。苦しくて、私なんていなくてもいいんだ…っていつも思ってた。
いつも死にたくて、死にたくてたまらなかった。
友達からいろんな話を聞いた。
自分と似たような体験を持つ人を探したり、それに関するいろんな話を読んだ。
そして、たくさん励ましてももらった。(今思うと、それはある意味同情されることで、自分の存在を主張したかっただけなのかもしれない。)
聞いた瞬間だけ、そうかもしれないね?って納得してた。
でもね。どこかに冷めた自分がいてね。それを否定してる。
そんなことないさ。誰に私の気持ちがわかるの?解かるわけないじゃん!って。
その時はすっごく苦しかった。すべてが嫌いだった。
死んだ方がマシだと思ってた。

そういえば最近ね。見つけたの。その頃の写真。
頑張って笑顔作ってた。
それを見て、私は自分をすっごくブスだと思った。
ブスって言葉はなんだか違う気がするけれど、ほんとに写真の中の私は醜かった。生きてても楽しくなさそうだった・・・。

私は、あの時の思いをもう二度としたくない。
あそこから、考えをすべて変えることが出来たわけじゃあないけれど、少なくともあの頃の私と今の私は違う。
私は、昔の私が大嫌い。
思い出すのも嫌だ。
でもね。あの私がいたからこそ、今の私がいる。
だから忘れちゃ行けないんだ。
そして、私もすべてを忘れてしまいたくはない。
そう思った。
今日見た映画。大切なことを思い出させてくれました。(*^−^*)

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