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■ 眠ったまま
今日は午前中病室を覗いたが Hは幸せそうな顔をして眠っていた うっすらと目を開け私の方を見て頷き又眠りに入った Hの幸せそうな顔を見ていたいと思いながらも 午後から仕事の予約が入っていた為 軽く昼食を済ませ病室に戻った まだ眠っているHに手を振り病室を出た
車に乗り留守番電話を聞くと 「先生ごめんなさい。 急な仕事が入っちゃっていけなくなりました」 とクライアントさんからのメッセージが残っていた 病院に戻ろうと思ったが 駐車場に入る車の渋滞さを見てあきらめ 次のクライアントさんを待つ事にしオフィスへ向う
先日お見舞いに来て下さったHの後輩と名刺交換をした その方から電話が入り 「以前伺った時より悪化されているのですか?」との問いに 戸惑いながら 「抗がん剤の第2クールの副作用が残ってますから」と 私は答えた 残された時間がわずかだとは言えない 人に話す事で悲しい日が早く来てしまいそうで・・・
苦しむだけの奇跡は望んではいない
Kさん 昨日、日記を拝見致しました Kさんのお母様のご冥福をお祈りしながら 私は今キャンドルを灯しています
2002年03月11日(月)
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