詩-生人-

2002年03月10日(日) 月の雫

涙ほどの優雅さは無く
泣きじゃくる時計に 明日を奪われ

心にも無い 言葉で繋いで
君と居る

過ごしてきた 過ちを悔いても
そこから始まるものなんて 何にも無くて

心もとない言葉は 空回り
誰かの手助けを 求めている 弱虫。

涙の様な 淡い感じを
僕は求めて。

月の輝く 夜だから。
その場にある 椅子に腰を下ろした

月が泣く夜・・・。


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沢野生人

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