友とは何か。愛とは何か。

MAD TIGERの
のも ...
〜〜  ヲ タ ク の 魂 1 0 0 ま で  〜〜


2004年01月19日(月) キムタク出演ドラマは見る気が少しも起きない。

ドラマについて熱く語りたい。今期のドラマで見たいのは「乱歩R」だけ。
見てないけど。←おい

で、定番の木村拓哉様のドラマだが、まずCMのつくりの悪さに驚き。
木村様が出るから見ないとかじゃない。
木村様が出るドラマは次元が低いものが多いから見ないだけだ。
まぁ、それを演じる木村様も次元が低い演(略)なわけ。

でまぁ、月9ドラマの星(STAR)野島先生なわけだが、自分としては野島先生の話は当たりハズレがデカいと思う。
作品はいかにも俗っぽいミーハーが見るようなものばかり。ドラマを見るのはミーハーじゃないかという意見はこの際無視。
いいか悪いかは別として、ミーハーが好むのもまぁひとつのジャンルだと思う。
その野島先生の脚本中でも自分が好きだったのは「美しい人」。
田村正和様と常盤貴子様という、マサにガスな取り合わせ。
主題歌は野島ドラマ定番で外国人、ジェーン・バーキン。それもまた作品の風景に合ってて良かった。
今でもDVDほしいかも。(DVDプレイヤーがあれば買いたい。)
あとは「ビューティフルライフ」。木村様主演、常盤貴子様も出演。
面白かった。

で、まぁ野島作品は結構アッサリした視線で見始めて、途中で挫折するものが多い。
その中でお気に入りになった美しい人は異色ともいえる。

はっきり言って、話は単純すぎるものが多い。どんでん返しが「いかにも」などんでん返し。
製作者側が、泣かせようとか、クールに見せようとしているのが見え見え。
それが映像や役者の演技に出てしまっているからこれまた最悪。
製作者の意図が良い意味で演出されてるならいいけど、下心のように見えるのは最低だと思う。

その浅い脚本をさらに浅くさせているのが出演人。基本的に出る役者は今をときめくタレント、役者ばかり。
その割には、というかそのせいで、大根ばっか出揃う。そのおかげで浅さに拍車をかける。

ぶっちゃけ、プライドだか笑い人(ワライド)だかなんだか知らんが、格好よくってなんでもできて、女は遊びだからみたいなやつに本気でほれた女ができて、なんだか俺いままで不純でしたぁお前のために命はってアイスホッケーするわいという典型的な単純バカ展開だろ?
野島脚本だから、主人公がホッケーで使う球(パック)が額に当たって死んじゃうとかもありかも。
ぶっちゃけ。
それのどこに感動しろと?ぶっちゃけ。
つーかさぁ、まじで。野島作品はただでさえ浅いんだから、役者くらいいいのそろえようよ。







グッドラック!











ちなみに、自分が絶賛したドラマ、ショートドラマを紹介したいと思う。
フジテレビ番組「演技者」内・放送終了ドラマ「TRASHMASTAURANT」
■これは良かった。毎週楽しみに見ていた。
意味不明のように見せかけて、すべてがひとつに繋がっている。
出演者もすごい。実力派や、表現力のすごい人たちが集まっている。
過剰な演技だと思うくらいの演技力。それがまた作品の濃さに合っているからすごい。
演技者では何気に良作が多いと思う。
脚本がエンターテイメント集団というのも、作品に漂う異色な匂いで感じ取れる。
ただ、一般むけではないなぁ、という気が。(演技者作品すべてにいえることだが)


日本テレビ「子供が寝たあとで」
■1992年放送。柴田恭平とか山口智子とかが出て、主題歌は槇原敬之の「もう恋なんてしない」だったんだが、
自分当時はリアルで子供のくせに(笑)毎週これだけはしっかり見て寝ていた。
当時自分11ちゃいです!キャハ――ッ!子供が起きている時間に放送すんなよ!!
・・・という内容でもなく、とにかくハートフル。
妻に出て行かれた(他亡くなったなど)で片親になった男3人が、それぞれの子供と全員で同居を始めて
「子供ってウザイなぁ」と感じながら、何気に大所帯でてんやわんやの話。
もうね、最後のシーン(だったかな?)で、恭平の幼稚園の息子が元妻に手をひかれて
線路を隔てて遮断機の向こうに立ってて、「パパ!」とか言ってんの。
恭平もウザいと思っていた子供をすでに愛してたから、追いかけたいんだけど
妻のほうが子供が育つには良い条件が揃ってて、足が進まない。
その間を電車がゴ―――ッ!と通るわけ。
そしたら、もう、子供がいないんですよぉぉ〜〜〜ッッ!!!
うわ――!ありきたり―――――!!←おい
でも、あのありきたりなシーンでありながらも、心境や効果、タイミング、演出などすべてにおいて最高ランク。
今でも思い出し泣きができる、最強の作品です。アレは。


日本テレビ「ボーダー〜犯罪心理捜査ファイル〜」
―― 脚本:森岡利行・江頭美知智 演出:上川伸生・田中寿一他 ――
■毎週かかさず見ていた。耽美系ドラマ。
X-FILEもやってたような軽くオカルト大人気な時代。
主人公はキリエという心理捜査官。中森明菜様。
明菜ちゃんが、あんないい演技するとは思ってなかった。
明菜だからじゃなくて、犯罪心理みたいなドラマやから見るんやぞ〜と思って見ていたが、
明菜の好演と、心理捜査以外の複線がすごくて見入ってしまう。
本当・・・・DVD欲しい・・・。出ろや―――!!
最終回が明菜の怪我とインフルエンザ(NOT鳥)によって繰り上げられたのも無理があったが、
演出もすばらしかった。オープニングの「オフェリア:中森明菜」は今でも自分の18番。




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