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2003年01月24日(金) 美容室での戦い

美容師さんはなぜ
エロエロ特集を読んでいるときにやってくるのだろう。

女性誌に目をやりながら美容師さんとの楽しい会話。
パラパラめくっていると、ちょっと興味のある記事があったりする。

「夫の部下と……」
「酔った後輩S君をお持ち帰りしちゃいましたぁぁ♪……」

などなど、そんな文章が目に飛び込んでくると、
じっくり読みたい気分をおさえ、不自然にすばやく次のページへと進める。
そして引き続き若くてカワイイ男性の美容師さんとのスタイリッシュな会話を楽しむ。


「じゃ、このままでしばらくお待ちくださぁぁい♪」

と、美容師さんがその場を離れる。
しめしめ、今のうちにさっきのページを読んでしまおう。

雑誌を顔の位置まで持ち上げて、じっくり読む体勢に入ったその瞬間!

「大丈夫?しみませんか?」

なんて聞きにこないでぇぇ!(汗)
おばさん、あわてて「ステキ雑貨」系のページに緊急避難しちゃったじゃない!

しばらくして、
そろそろ読んでも安全だろうというタイミングが再びやってきた。

で、
こそぉぉっと先ほどのエロエロ特集を読んでいると再び

「しつれーしまぁ〜す♪」

と、今度は音もなくやってくるじゃないのさ、チミは!!
もうおばさん、緊急避難するタイミング失って、開きなおっちゃったわよ!!
今更、ささっとページをめくるのも不自然に思え、こうなったら堂々と読むしかない。

「私は大人の女。この手のモノを堂々と読むのはきちんとした知識があってのこと。分かりやすく例えるならば、そう、保健体育の先生が現代の若者の性意識を調べたくいち資料としてコレを読んでいる…そういう観点で見て欲しいわ、今の私を。」

といわんばかりの態度で「毛○○ミ」がどうのこうのというページを開きっぱなしにし、この戦いに挑んだのである。


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