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2003年08月12日(火) 妹よ

私の実家の家族と盛岡へ墓参りに行った。
旦那助はお盆中もずっと仕事なので旦那助は留守番。


移動中の車の中、妹とずっと話をしていた。
妹が会社でおこした様々なミスのことなど。

一番笑えた話。

得意先の山田さん(仮名)の電話をとった妹は、
担当者が不在のため連絡がつきしだい折り返し電話をするという話に持ってゆき、山田さんの携帯の番号を聞き電話を切った。
担当者の携帯に連絡をとるため即受話器を持ち直しダイヤルを回すのだが
ここでナゼか妹は、たった今自分でメモをとった山田さんの携帯番号を回していた。

「はい、山田です。」

と相手の声がした時に妹は自分の犯したミスに気づく。

「あ、間違いました!!」

で済むところを妹は

「●●の○○です。(会社名と自分の名前)
いつもお世話になっております。
只今担当の佐藤(仮名)と連絡をとりますのでもうしばらくお待ちください。」

と、これはミスではありません…と言わんばかりの堂々たる口調で山田さんに語りかけたという。
山田さんは

「あ、はーぁ…。」

と困惑を隠せなかった様子。

そりゃそうだろうよ。
電話を切った2秒後に
このように馬鹿丁寧な確認電話を入れてよこす会社がどこにあるというのだろう、妹よ。

電話を切った妹は
自分自身のとったこのおかしな言動に

「は、
はずかしぃぃぃぃ!!」


と、机の上で身悶えた。
一部始終見ていた向かいの席のいつも冷静沈着な先輩女性も、妹のあまりの恥ずかしすぎる言動に思わず

「は、
はずかしぃぃぃぃ!!」


と、自分のことのように一緒に身悶えた。
もし私がこの場に居合わせたとしたら、きっと私もあまりの恥ずかしさに身悶えていただろう。


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