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今日は実家の父の誕生日ということで みんなで集まってステーキを食べに出かけた。
カラオケボックスにも寄り今回も楽しい会だった。
帰りは旦那助と2人歩いて帰ったのだが
帰り道 ささいなことで大喧嘩になった。
そして私は旦那助に向かって怒鳴り終わるや否や夜道をダダダー!!と走りぬけその場から立ち去った。 旦那助にみつからないよう建物の影に隠れ身をひそめた。
「もー、家には戻らない!!」
と強く決心し、 しばらく物陰に隠れたのち私は 近所のゲームセンターに入りウロウロしていたのだった。 旦那助から私のピッチに何度も電話が入ってくるが無視。 しかし、1時間ほどたっただろうか、 だんだん悲しくなってきてゲームセンターのトイレに入って1人でシクシク泣いていた。
ゲームセンターを出てからもしばらくウロウロと夜道をあてもなく歩いていたのだが気づけば家の前にいた。
なかなか家に入る勇気が持てず しばらく玄関の前に座っていたのだが、意を決してチャイムを鳴らした。
インターホンからは優しい旦那助の声が。
「ふつちゃん?」
私は無言でいた。 玄関の扉が開くなり私はものすごーいふくれっつらでピッチをその辺に投げ捨てて部屋へ入場。
「どこに行ってたの?」
と問われても一言もしゃべらずそのまま布団へもぐった。 (歯も磨かず、メイクも落とさず不潔な結末となった。ステーキ肉が歯に挟まっていたかもしれない。)
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