散書
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2002年07月30日(火) 黙して語らず

なんか最近、ネタになるようなことが乏しい生活を送ってます。日記ほとんど更新してないのは別にサボってるわけじゃなくて、書くことないから書いてないだけ。

んで、久々に書いたかと思ったらネタになることがあったわけでもなくて、なんとなく「日記つけてたよなぁ」って思い出したから。
てなわけで、記憶から引っ張り出しての日記です。


にじうはちにち。
なんでこれを書かなかったんだっていうと、余韻に浸ってポーっとしてたからなんですが。
“水夏 -SUIKA-”(DC版)、クリアしました。感想:なんか圧倒されっ放しだったなぁ。
シナリオ面だけでいえば、他にも出来のいいゲームはいくらでもあるんですが。このゲームのどこが凄いかというと、テキスト面でのシナリオ演出。言い換えれば、文章表現力。下手したら、絵がなくてもテキストだけで小説のようにプレイヤーを物語の中へ引き込めるだけの力があるんじゃないでしょうか。
個人的には二章と四章のシナリオが好きですが、どのシナリオに最も引き込まれたかといえば、実は三章だったりします。一番地味なように見えて、おそらくは最も練り込まれたシナリオ。それが三章でしょう。細々とは言いませんが、とにかく凄いです。SFであるということを(一章はオカルト、二章はサスペンス、三章はSF、四章は広い意味でのファンタジー)活かして、複雑な心理背景と疑問を、驚くほど単純な方法で驚きの解答を突きつけてくれます。
opも良いですね。聴けば「ああ、水夏だなあ」と思わせてくれる、作品の雰囲気と見事にマッチした曲と映像処理。見事です。特に曲の方は難しいようで、ここまで作品の雰囲気に合わせたものはそうお目にかかれません。あのデモをどこかで配信してないか探してみましたが、サーカスのHPでも配信はしてませんでした。ぐんにょり。

‥‥こないだ日記で、なんかトチ狂ったことを書いてたんで訂正。
「P&C」→「F&C」――前者は存在してません。少なくとも、詩螺の知る限りでは。しかも、「C」は「C」でも「CIRCUS」ではなく「カクテルソフト」だし。
えっと。真に受けてしまった方へ。
ごめんなさい。

‥‥感想ついでにひとつ。
よっつの章は個別にでも独立した物語として成立しただろうし、そうしても良かったと思う。ここの章の間にある横の繋がりがちと弱いのが唯一の不満か。あと、複数回繰り返して遊ぶ仕様にはなってないように思えるのも残念。シナリオ面での不足はないけど、ゲーム性という点では難ありとまとめてみる。


にじうくにち。
たまのきうじつなのでぐんにょりしてました。


けふ。
再びエンジェリックセレナーデを始める。ゲーム期間とイベント数の比率が今ひとつ悪いため、微妙に間延びした感が拭えなくはないですが、シナリオと世界観、作品の雰囲気、なにより秀逸したBGMとボーカル曲、キャラクターと、押しに押せる長所の目白押しで、詩螺的にはかなり大好きなゲームです。取り敢えずこないだやったときにフィアシナリオのクリア前データを取っとくの忘れてたので、それを作るついでにエンディング直前から見直してみたところ。
‥‥泣ける。
『羽根のブランケット(フォルテール)』が流れた途端泣きそうになりましたよ。涙腺緩んでるのかなぁ。大好きな曲ではあるんですが。
取り敢えず今回はサーリア狙いで。笑顔で人を殺せるかもしれない少女(笑 。
‥‥もっかいデモ観よう。

mp3かwavで作った曲を保存できる作曲ソフト、どっかにフリーソフトで置いてないですかね。グーグルで引っかかったところをちょっと観てみたんだけど、見当たらなかったんですよ。
‥‥とか言いもってmuseに慣れつつある俺(苦笑 。


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