神様と呼べる方、若しも此の世に居るのならば私と彼の人を抱き通わせて下さい。どうしてもどうしても。全ては彼の人の為だけに。行くは彼の人を救う為に。欲望を見透かされぬ様に、そっと陰から見詰めるだけ。少しばかり共有出来る時が在るものならば、狂おしい程の手付きで、彼の人に愛を捧げたい。見透かされた視線を感じぬ振りをして、操られる私。