2005年06月18日(土)
for my sweetie
もう今年は一緒にいられないんだ、と気付く
真夏の海も 花火も 紅葉も 鈴虫の音も 白くなる息も 電飾まみれの街も
見れない、感じられない
来年を一緒に迎えられないんだ、と気付く 降るかも知れない雪も 庭のふきのとうも 梅の綻ぶ姿も 咲き乱れる桜色も あの私を苦しめる草も じっとり汗ばむ梅雨の温度も
見れない、感じられない
おそらく立ち尽くしたまま どんなに変わることを恐れても 四季は巡る
ひとつ年を取って会いましょう そして続きを始めましょう
|