星の行方(レックナート視点2プレイ記)
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ビクトールとの約束通りミューズに行ってみたが、僕らは入ることができなかった。仲間だと認めてもらえなかったのだ。 ビクトール達はまだここに着いていないのかな。
ナナミの色仕掛けも通用しなかった。 しょうがないのでとりあえず、近所にあった宿、白鹿亭で休むことにした。
朝起きたら、目の前にナナミの顔がある。 きくまる「えっ!?」 どういうこと、何でぼくの布団にナナミがいるの。 ナナミはにこにこ笑いながらこっちに近づいてくる。ちょ、ちょっと待って。これは夢!? 気が動転してたら、ぼくはベットから落ちた。
ナナミの後ろにピリカちゃんが見えた。二人してぼくを覗き込む。 …ああ、起こしてくれたの。ありがとう、すっかり目が覚めたよ。
隣のベッドのジョウイはこの騒ぎにも気づかず、ぐうぐう寝ている。 ナナミがいたずらっぽい目でそれを見る。 ぎく。まさか。 きくまる「ナナミ、まさかジョウイにもおんなじ事する気じゃ」 ナナミ「前みたいに水ぶっ掛けてみようか」 大賛成だ。ぜひ掛けよう。さあ水水。 とか言ってたらピリカちゃんが起こしてしまった。ちぇ。
色仕掛けが通用しなかった後にこれをやるなんて、ナナミったら女の子ね。うふ。 それにしても、きくまるって本当にへたれねえ。
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