懊悩煩悩
目次過去will


2002年03月24日(日) しゃなりしゃなり

 いよいよ待ちに待った着物を着る日でございます。やはり女と生まれたからには一度は着物を着て綺麗に着飾っておきたいもんです。記念にもなりますし。

 まあ着物というものはここまで身体(というより腹)を締め付けるものだとは思いもよりませんで。ぐ、ぐええ窒息死する…と喉から舌がはみ出しそうになりながら着せてもらいました。ってのは冗談で、親戚の方が上手に着付けてくれたので案外苦しくもなく。しかしぎゅうぎゅうに締めていることに変わりはないので、嫌でも背筋がピンとのびるのですねえ。よく着物を着慣れている人は姿勢がしゃんとしていると言いますが、まさにその通り。必然的にそうなるのです。普段のように大股でガッシガッシと歩くわけにもゆかず、自然小股でちまちまと動かざるをえないのです。日常でこんなモノを着て起居していた昔の人を思うと本当に感心の溜め息しか出ませんのう。そりゃ「奥ゆかしさ」っちゅーものも生まれますって。日本の精神文化形成にはまず衣服ありきなのかしら、などと考えを馳せつつ。

 なんだかんだで写真撮影も終わり、ホッとひと息…といきたいところだったんですがそういうわけにもいかず、その足ですぐプチ同窓会へれっつらGO。


えもんかけ |MAIL

My追加