懊悩煩悩
目次|過去|will
二週間ぶりぐらいに車の運転。隣に教官なしでは初めて、そのかわりに父親に乗ってもらって近所のスーパーまで行きました。と、行く前にまず駐車の練習から。ウチの駐車場はちょいと特殊で、まっすぐバックでは入れないんですわ。前に障害物があって、流線形を描いてゆるやかに入っていかないと停められない。しかも横の幅も余裕がほとんどない。つまり、初心者にはおすすめできない難所であると。一抹の不安を抱きつつ、とりあえず習うより慣れろと車に乗り込む。アレ?サイドブレーキがない?なんで?教習車と違い、ブレーキの横にサイドブレーキがあるタイプのもので、ブレーキの下ろし方も違うのでついブレーキを下ろすのを忘れてしまい、「あれ?なんでクリープ現象が起こらないの?なんでアクセル踏んでもすぐ止まっちゃうの?」…そりゃそうですブレーキかかってんだから。
初歩的ミスを乗り越えつつ、そろそろとバック。が、全然進まない。アクセルをおそるおそる踏むも、エンジンの駆動音が聞こえるだけ。焦って踏み込みすぎて、猛然とバック。あとコンマ一秒ブレーキ踏むのが遅かったら確実に柱にごっつんこでした。(「死ぬぞ!」とお叱りを受けまくる)それにもめげず、ちまちまバック→「ストップ」と制止が入り、車の外に出てみるとこりゃどう見ても入らない→少し前進してやり直し→「ストップ」今度は逆に行きすぎ→前進→「ストップ」→前進→…。上の階段からは妹がさかんに囃し立ててきて、もういっぱいいっぱいだめですお父っつあん。情けない娘を見かねて目安になる目標物を指しつつ「ここの辺りに来たらハンドルを左に切る、しばらく進んだら今度は目一杯切る、車が入り始めたら右に切る、最後は微調整」と懇切丁寧に実技でご指導していただくも、ハンドルをどっちに切っていいかわからなくなってパニックパニック。不肖の娘で本当に申し訳ない。しかしまあなんとか格納。やったーこれでスーパー行けるよ!と思ったら、「もう一回」。
結局一時間ほど練習したのち、やっと目的地へ。絶好の練習日和で、車道はスカスカ。それでもいまいちアクセルを踏みきれないチキンやろうです。何事もなく着いたはよいが、さてまた駐車。両脇が空いているところの真ん中に入れる、という見事な初心者の場所取りで直角バック。どうせはみ出しても幅寄せしたらいいや、とテキトーに入れたため、予想通り半分以上はみ出しまくり。思いっきり何回も幅寄せしたのち、ようやくギアパーキングにハンドブレーキで終了。
とにかく自分のダメっぷりを改めて感じた一日でした。そして何より、つきあってくれた父親に感謝。いわく、「(心配で心配で)生きた心地がしなかった」と。まあでもブレーキの踏み方についてはなかなか良い、とのことなので少し安心。次乗ってもらう時にはもうちょっと安心させられるように努力します。だから、また乗ってね。お願い。9月には4人の命預かることになるんで、これからも鍛錬あるのみです。
|