懊悩煩悩
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2002年05月20日(月) 活字の呼び声

 まあ毎日飽きもせずネットサーフィンばかりしてるわけですが、近頃は目から鱗の日々であります。受け取る情報を全て鵜呑みにするのは危険なことですが、取捨選択さえ出来れば格好の勉強場所な気がするのですよ。人間観察が出来る場でもあるし。

 最近全然本を読んでいないことにはたと気付く。いや、漫画とか指輪の原作とかは読んでますけど純文学に触れていない…たとえ読むにしても自分の好きな作家の本ばかりで、新規開拓を一切やってません。これではいかん。もっと自分の表現力の幅を広げるためにも読まねばなりませんのう。

 今切実に読みたいのは三島由紀夫…彼のエッセイは読んだことがあるのですが小説はまだ。三島に限らず耽美系列の作家はいまだに手をつけておらんのです。谷崎の「卍」も借りたけど読まずに返却してしまった過去が。「春琴抄」も読みたい読みたいと思いつつ未読。うーむ。

 ちなみにミステリ系も全く手を付けてません。京極は周りからすすめられつつもあの分量に気圧されて手が出せませんわ…なんかよくよく考えてみるとまだまだ未開のジャンルが多い。あとこっそり団鬼六とか読んでみたいなぁ。新しい世界が覗けそうな予感。もしかして覗かなくていいですか。


えもんかけ |MAIL

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