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気 - 2002年12月22日(日) 修論リターンまで気が抜けまくりの犬のおやじです。 街はクリスマスに染まり、クリスマスが終わると大晦日お正月です。 日本人は季節ごとに宗教をかえる面白い民族です。 というか、それを宗教儀式として認識していない。 ただ、騒ぎたいだけ、イチャつきたいだけ。 それを自覚して楽しんでいるから、冷静というか軽いというか。 結婚式にはキリスト教徒に、大晦日は仏教徒に、お正月は神道の氏子に、 そして死んだら仏に。 「自分は無宗教だ!」「無神論者だ!」という人は多いけれど。 ほんとに日本人は無宗教なのでしょうか? 友人や親しい人が亡くなったら涙を流し、手を合わせるだろうし。 木を切ることがあったら何か悪い気がするし。 自然災害が起こったら何か大きな力と畏れを感じるだろうし。 それが日本人の「八百万(やおよろず)のカミ」の考えではないでしょうか。 一神教では語れないどこにでもカミがいると思える日本人。 だから一神教の神を八百万の神の一つと捉えてしまい、その文化を受け入れる ことができ、でも信じきらない=無宗教と思いがち これは、世界の他に国には見られない得意な宗教観らしいです。 だって、何にでも神や精霊を感じてしまう民族なんて。 宮崎アニメが大ヒットする。それは日本人が日本人の宗教というかカミの存在 をなんとなく感じ、ほっとするからではないでしょうかといってみる。 実際「神なんか信じない!宗教なんかいらない!俺は俺だ!」 なんてゆう、人間一番と思っている高慢な人とはお付き合いは避けたくなります。 注:日本人全員が特定の宗教を持たないわけでなく、キリスト教徒もいるでしょうし、 イスラム、仏教の人もいると思います。宗教の話は何かと怖いのでこれにて。 ...
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